新月と満月
新月には大地も海も21センチほど引っ張られるといわれています。太陽と月と地球が引き合っているせいで、地表が引っ張られるのです。そして、太陽、月、地球と並ぶ時を新月といい、太陽、地球、月と並ぶ時は満月なのです。
新月の時には、月が見えず、これからのスタートを象徴している形。だから、この新月は自分のスタートとして「願い事」を紙に書いたり、「意図」したり「決意表明」をして、何かのスタートにするのがいいのです。
そして、満月はその新月のスタートが一つの形になる時。自分のスタートしたことが一つの形になる時。
また、満月は月の形の最大の形でもあり、そこからまたどんどん欠けていくことから、満月には「手放す」宣言をするといいのです。
決意すること、手放すことで何が変わるの?
新月で、願いを書き、決意を表明し、自分の意図することを明らかにする。これがどんな効果を及ぼすのかというと、自分の思考で運命を変化させていくのです。
私たちは、普段、無意識で生きています。でも、どこかで自分の生き方を「決めて」いるのです。それは、「自分はこんな存在だよね」「どうせ、無理だよね」「お金がいつもないよね」「私魅力ないよね」「頑張っても無理だよね」などなど、ネガティブな言葉をあげましたが、大抵はこのようなネゲティブな言葉を、無意識に自分に対して発しているものです。
この「無意識」を自分で「意識」することで、自分という存在を、もっと知り、もっと高めていく方法の一つが「月のサイクルを使う」こと。
占星術では太陽を意識、月を無意識としています。ですから、新月、満月を使うことは自分の「顕在意識」と「潜在意識」を自分でコントロールして、人生の波に乗っていくことになるのです。
なぜ、意識することがいいのか?
なぜ、月を使って「意識」することがいいのか?それは、無意識でいると常にネガティブな言葉で、自分を貶める人が多いからです。「人生は自分の思い通り」というのは、この無意識のことを言います。
「そんなことはない」自分はそんなに自分を貶めていない。多くの人は、そのことにも気がついていません。
「お金がないのはなぜですか?」「お金がもっとは欲しい」
「お金があれば、人に親切にできる」「もっと余裕を持って過ごせる」自分で自分のことを「どうせお金がない人」として扱っていませんか?自分が人から、粗雑に扱われるのは、自分が自分のことを、粗雑に扱っているからではないですか?
「自分」という存在は、普段は振り返ることがあまりありません。だからこそ、「新月」「満月」の日だけでも、「自分」のあり方を「自分」の接し方を、「自分」の望みを、しっかりと書き出してみるのがオススメなのです。
新月・満月には自分の潜在意識と顕在意識を見つめてみましょう。
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