占星術の星座の意味はどこからきたの?

10惑星

占星術の星座は神話から

牡羊座、牡牛座、双子座・・・12の星座の特徴はギリシャ神話の物語からきてるって知っているかな?

牡羊座は勝負強くって、スピード感があるとか、牡牛座は頑固で物欲が強いとか、双子座は情報通で二面性を持つとか、そんな12の星座の特徴は、もともと神話の物語からきているのです。

牡羊座は継母イーノーにいじめられていた、プリクソスとペレーという二児がいて、兄のプリクソスがイーノーの計略で神の生贄にされそうになったときに、阻止するべく母のネペレーから遣わされた金の羊が牡羊座の羊。

牡牛座は好色な神、ゼウスに見初められた美女、エウロパのお話。(王女ヘーラに使える巫女イオのお話という説もあります)

双子座はカストルとボルックスのお話。

蟹座はヘラクレスに踏み潰された、ばけもの蟹のお話。

獅子座はヘラクレスと戦ったネメアの森に住む、荒獅子のお話。

乙女座は農業の女神デーメーテルという説と冥界の王プルートの妃になったペルセフォネという説がある。

天秤座は正義の女神アストレイアが使った、正邪をはかるために使った秤を象徴開いたものだという話。

蠍座は勇者オリオンの足に鋭い毒針を刺したサソリのお話。

射手座は上半身が人間で、下半身が馬のケイロンがモデルだというお話。

山羊座は牧羊神パンがモデル。上半身がヤギで下半身が魚なのは、怪物ティポンが現れたときに大急ぎで逃げるとときに、こんな姿になったのだとか。

水瓶座はトロイ王国の基礎をつくったトロースの子ガニメデ。美少年で賢い少年だったのでゼウスに囲われ永遠の若さと美貌を与えられたという。

魚座は愛の女神アフロディテとその子エロス。魚になってしまったのは山羊座と同じく怪物ティポンから逃げるときに二人で、しっかりと体をリボンで結びつけて魚に変身して逃げたため。

それ以外には守護星の象徴も

でも、ギリシャ神話からは、それほど12星座の特徴ってよくわからないんですよね。少なくとも私はよくわからなくて、むしろ守護星の影響の方が特徴としてはわかりやすいと思っています。

牡羊座の守護星 火星 戦いの神マルス(アーレス)

牡牛座の守護星 金星 愛と女神のビーナス(アフロディテ)

双子座の守護星 水星 通信伝達と商売を司るマーキュリー(ヘルメス)

蟹座の守護星 月 女神ダイアナ(アルテミス)

獅子座の守護星 太陽 勇者と美貌の男性神アポロン

乙女座の守護星 水星

天秤座の守護星 金星

蠍座の守護星 冥王星 暗黒の世界を司るプルート

射手座の守護星 木星 全能の神ゼウス(ジュピター)

山羊座の守護星 土星 時の神クロノス(ローマ神話ではサターンで農業の神)

水瓶座の守護星 天王星 天の神ウラノス

魚座の守護星 海王星 海の神ネプチューン(ポセイドン)

守護星の方がなんとなくしっくりきますね。

数字で見る方法も

そのほかにはそれぞれの守護星・10惑星に割り振られた数字というものがあります。

その数字からの象徴も12星座の特徴を表していると思います。

1 太陽

2 月

3 木星

4 天王星

5 水星

6 金星

7 海王星

8 土星

9 火星

インド占星術とか数秘術とかで当てはまる数字に12星座の特徴が当てはまっているところがありますね。

総合して特徴が決まってきている

色々なものを総合して、今の12星座の特徴が出来上がってきているようです。占星術は長い歴史がありますので、色々なイメージを現在進行形で継ぎ足してきているので、色々なものが象徴として付け加えられているものもあります。

でも原点はギリシャ神話なのだということは、大事なのでそこが基本なのだということはお忘れなく。

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